「未来のミライ」2018/07/19ティーチイン付き最速上映会@TOHO新宿/ざっくりレポ

ティーチインの内容をざっくりまとめました!

細田守監督3年ぶりの新作「未来のミライ」の最速上映に行ってきました。
東宝の宣伝部の方と、細田守監督(いつも黒い服!)、主人公のくんちゃんの声優を務めた上白石萌歌さん(かわいい)が登壇していました。

 初日、そして上映前のトーク&ティーチインということでネタバレなどはもちろん、すでにメディアに出ている内容の再確認が多かったようにも思いますが、本人から言葉が聞けるということで面白かったです。撮影・録音は禁止だったので、箇条書きでメモをとり、それから記憶を頼りにざっくりとしたレポートをまとめました。(なので完全な内容ではありません)

イベントでは最初に東宝の方が質問して、途中から観客の人が質問という流れ。(しかも質問した人は2人のサイン付きプレスシートがもらえてました!)
ちなみに手あげたけど当たりませんでした…。

Q&A

Q.どこから「未来のミライ」を着想したか?

細田監督:身近なものから。子供が3歳と0歳の時に着想した。赤ちゃんが家にやってくるっていうのは、冠婚葬祭じゃないけど一大イベントだと思った。

Q.4歳の男の子が主人公はなぜ?

細田監督:自分は一人っ子だったからかぼーっとしてた気がするが、息子を見たら4歳なのにしっかりと意思がある。愛を求める人間の原型の姿があって、純粋な映画にできると思った。

Q.くんちゃんの声優がなぜ上白石さんになったか?

細田監督:子供だから最初は子供かベテランの女性声優という固定観念があったけど、上白石萌歌さんを見て、人間性というかキャラが同じで、くんちゃんイケると思った(ちなみに上白石さんは未来ちゃん役でオーディションにきてた)

上白石さんはオーディション当時、高3でこれから世界に開けていく状態とくんちゃんも新しい世界に触れていく役なので同じみたいなことを言ってました。

Q:アフレコの時の演出?

上白石萌歌:子供っぽくとか声を幼くとかは一切言われなくて、作品のテーマや本質的なアドバイスが多かった。
細田監督:アフレコ時は役名で呼んでいた。キャラが何を求めてるかとか何を失ってるかとかを言った

Q:アフレコの時はどんな気持ちなのか?

細田監督:アフレコはそのキャラに初めて会う感じ。企画段階から3年かかっているので、思ってた人に3年越しに会ったような気持ち。

Q:アフレコで難しかったこと?

上白石萌歌:なにげない一言とかに素が出そうだったので気をつけた

Q:上白石萌歌さんで映画を作るならどんなキャラか?

細田監督:色んな媒体で取材を受けるけど、上白石さんは考えて全部違う言葉で答えているのがすごい。28歳ぐらいのイメージでしっかり者(実際は18歳)

Q:弟が冷たいっていう相談

上白石萌歌:自分たちも仲が良いけど、LINEとかでは塩対応になる。一緒にご飯行けば良い

Q:お気に入りのシーンは?

上白石萌歌:怒ってるシーン
細田監督:子供が見てる世界や視点。新鮮な世界。

まとめ

年齢によって見えてる世界が違って、子供だと部屋でもめちゃくちゃ大きく感じるとか上白石萌歌さんの年齢で見てる世界の景色はまた違うように、そういう世界の見方とか視点が見所みたいなことを言ってました。

このあとポスターに2人がサインをして、座席の番号が書かれたくじを引き、当たった人がポスターをもらってました(ちなみに一回目を引いた時は、座席がない番号だった)

細田監督は言葉ですごい伝えようと真摯に答えている姿が印象的でした。上白石萌歌さんは落ち着いてるなぁという印象でした

「未来のミライ」の軽い感想はFilmarksに書きました。よろしければごらんください(ネタバレはしてません)

以上、ざっくりあっさりレポでした〜!(最後だけ愛想がいい)

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