前回までのあらすじ
フローラと結婚したければ、ほのおのリングとみずのリングもってこいや〜
気が進まなかったドラクエ
ほのおのリングとみずのリングは難なく手に入れることができた
あとはルドマンに渡すだけだったが、これをすると花嫁選びに入ってしまう
ぼくは気が進まず、プレイするのを数日やめていた
どちらかを選ぶなんてぼくにはできない……
しかし
どういう未来が待っていようとも 向こうの景色を僕は見に行かなくちゃ
「Happy Song」Mr.children
きっとうんざりしたりへこんだり 新たな敵が道を塞いでても さぁ!
ということでぼくは決心して嫁選びイベントに進んだ……
自分の恋愛観を考えさせられるハメに……
やったことのある人はご存知だろうが、嫁を選ぶ前に一晩の猶予が与えられる
ビアンカは夜中に窓を眺め、「なんだか寝れない……」と黄昏ていた
一方のフローラは爆睡している
フローラはお嬢様だし、ぼく念願の逆玉の輿に乗れる相手である
しかもモテモテ
前にも書いたが、ぼくはみんなから人気がある子が好きだ
しかしそれは自分が優越感に浸りたいだけという恐ろしい事実を突きつけてきた
そうなのだ
ぼくがみんなからモテモテの子が好きなのは「みんなからあんなに好かれているのに、ぼくのことが好きなんだ!」というところが好きなのだ
もっというとみんなが可愛いって言ってる子じゃないと嫌なのだ
これ以上詳しく書くと人間性を疑われるので、書かないがまぁ端的に言ってわたしの人間性および恋愛観は歪んでしまっている
しかしもちろんこれが真実の愛でないことも知っている
ぼくは正直結婚してくれるならどっちでも良かったので(最低)
ぼくのことが好きな方と結婚することにした!
そうなると賢明な読者はお気づきだろうが、ビアンカしか選びようがないのである
ビアンカは朝食まで作ってくれてウキウキしていたし、基本的にぼくといる時はウキウキしていた
よーし、ビアンカ、きみに決めた!
ルドマン正気か?
そして嫁選びの朝を迎えた
DS版では、ビアンカとフローラにくわえてデボラも選べるという
しかしルドマンの選ばせ方が狂気である
なんとその場に全員居合わせた状態で選ばせるのである
この環境設定にわたしはたじろいでしまった
さすがにフローラがかわいそうだ
なんて環境づくりをしてるんだルドマン!
しかしわたしは心を鬼にして、気を遣って一応一回ずつ「はい」と答えたあと(よく考えれば最低度が増しているのだが)
ビアンカを選んだ……!
ビアンカは「女の子っぽくないけどいいの?」と言っていたが、ぼくは十分女の子っぽいところを見ていた
※デボラは高飛車だし、単純に外見がそこまで好みではないのでノーチャン
こうしてビアンカが嫁になった
調べたところ、85%ぐらいの人はビアンカを選ぶそうだ
まぁそりゃそうだなと思うが、論争が起きるほどのことなのかというのは正直思った
キャラの強さとかはのぞいて、ビアンカしか選びようがない気が……
フローラに別れを告げるが、女は怖い
結婚式では、誓いのキスを自分で操作して行わなければならなかった
一回逃げようとすると「照れんなって!」とヘンリーに茶々を入れられて、ちょっとうざかった
こうして無事結婚式も終わり、ルドマンとフローラに別れを告げに言った
ルドマンは何をそんなに気に入ったのか知らんが、やたらと丁重に扱ってくれて船までくれるという(貸す?)
そしてフローラとの別れ……
ぼくは一人で別れを告げたかったのに、なぜかビアンカが後ろからついてくる
十字キーを素早くグネグネとさせれば、もしかしたら振り払えるんじゃ……と思ったができなかった(そりゃそうだ)
フローラとの会話をビアンカもしっかり聞き、我々はサラボナを去った
これが結婚なのか……と学びました
コメントを書く