はじめに
さぁ今日から突如始まったオーウェンの映画日記です。このシリーズは映画館に行った時に日記を書くというスタイルで映画の内容よりもそれ以外の部分を書いていこうと思います。古参ファン1は知ってると思いますが、以前は日記を書いてました。しかし続かなくなってしまいました。でもブログの更新を頑張っていきたい2と思い、突如始めました。さてどれぐらい続くのでしょうか……
ショーシャンクに行くか迷ってたら

今日は休みだったので、午前10時の映画祭で「ショーシャンクの空に」を見に行こうと思っていた。でも「ショーシャンク」を見るためだけに、池袋に行くのは3もったいないなぁと迷っていたら寝過ごしてしまった。
目覚ましをかけ忘れていたのだ。さて今日をどうやって挽回しようかとX(Twitter)を見ている4と、早稲田松竹でシャンタル・アケルマン特集がやっているではないか!
「ジャンヌ・ディエルマン」5は見る機会を逃し続けてきたので、早稲田松竹でやるんだ〜と見てメモしていたが、特集の1週目がすでに始まっていた。
https://x.com/wasedashochiku/status/1712794627219333464?s=20
https://x.com/wasedashochiku/status/1712794751039320341?s=20
作品紹介を見て面白そうだなと思ったのは「ゴールデン・エイティーズ」「アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学」の2本だった。シャンタル・アケルマン2本立て6でそれぞれ違う日にやるので、もう1本は水曜にでも行くかと原付を走らせた。家から片道30分。

POPEYEとかおしゃれな雑誌の映画特集でだいたい撮影している早稲田松竹。来るのはいつ以来だろう。多分半年に1回ぐらいのペースでしかきてない。
上映前にやるべきことがあるので、ドトールに入って作業をしていた。そしたら少し離れた席でどちらもシャツをズボンにインしているカップルがものすごく近い距離で顔を突き合わせ座っていた。途中で男が女の頭をなでなでしていた。早稲田の学生だろうか?
そして時間になったので早稲田松竹へ。劇場は上映10分前開場。ロビーで記事を読んで、手持ち無沙汰で外で待っていたら開場の時間になった。そしたらなんと先ほどドトールにいたカップルが颯爽と迷いなく早稲田松竹へと入っていくではないか!
さすが両方シャツをズボンにインしているおしゃれカップルである7。そんなことを思いながら「一晩中」を見た。
アケルマンは恥ずかしながら初めて見た。おそらく能動的に見なくてはいけないタイプの映画作家でFilmarksのレビューとかを見ても「体調の良い時に見るべきだった」とか書いてある。
要は映画に集中して読み取っていかないといけないのだが、上映中上手側の目の端に光がチラチラ入ってくる。D-13、14あたりだ。誰かスマホでも見てんのかと思って視線を移すと、定期的に点灯し消えているのでおそらくスマートウォッチか何かが点滅しているようだ
しかもたまに周辺視野から光が消えたりするので、その時は姿勢を変えているんだろうなぁ。。。そんなことを考えていたらもはや映画に集中できない。しかも隣のやつがポテチを食いだした
いや別に目くじら立てて映画中に菓子食うなよ!とは言わないが、問題は食べる音よりも開ける時の袋のガサガサ音。しかもよりによってシャンタル・アケルマンで!
しかもその中でも集中力が必要そうな、明確な推進力はないけど見てたら主題が浮かび上がってくるようなタイプの「一晩中」でポテチを食うとは。今だったら「コカイン・ベア」とかで食えよ!
さらにこの映画日記を今日から書いていこうと思ってたから、そんなこんなで映画に全く集中できず内容は全くわからない。でも映画に集中できずに内容がわからない時にいつも思うことがある。
宮崎駿は映画に途中から入って途中で出てくるから……と
そう思い直して画面に集中し直す。でも点滅する光が気になって集中できない。隣の人とか気にしてないのだろうか?
そこで右手をパーテーションのようにして見てみることにした。すると光が視界から消え先ほどよりは集中して見ることができた。でも映画はもう夜が終わって明け方になっていた。8
映画が終わり劇場が明るくなるとポテチを食べていた人の方を見たが、隣の人が何やら話している。おそらく注意でもするのかなと思っていたらただのつれだった。
気になるレベルが光が10だとすれば、ポテチは2ぐらいだったので別にいいが次回からはこういう静謐な映画でお菓子を食べるのはご遠慮していただきたい。あと客席にホームズが被ってる鹿撃ち帽を被っている人がいた。高田馬場はおしゃ度が高い。
どうでもいいが2本目は「アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学」だと勝手に勘違いしていて一番気になっていた「ゴールデン・エイティーズ」だった
「ゴールデン・エイティーズ」は光の点滅もポテチの開封もなく集中して見れたし、映画のファーストカットの時点で「一晩中」より面白かった
ちなみに「アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学」は正面長回しの固定で話をするやつらしく「あっ苦手そうなやつだ……」と思ったので水曜に行くか迷っている。
かかったお金:鑑賞料金1300円+コーヒー250円
シャンタル・アケルマン監督特集:1週目 10月14日〜10月20日まで
早稲田松竹:http://wasedashochiku.co.jp