11月10日〜11月16日の日記

11月10日〜11月16日の日記

11月10日(水)

編集の微調整をしてバイト。バイトのあと15分の仮眠を取ろうとしたらがっつり寝てしまった。

ハロプロFCイベントの当落結果を受験のような心持ちで見る。当たっていて泣きそうになった。

クライマックスシリーズを横目に図書館に予約した本を借りる。今年は図書館にだいぶお世話になった。金がない人は図書館にいけ

夜は「ハロウィン」(2019)を見た。今やってる続編も見ようかと思ってたけど、ちょっと迷う。「ハロウィン」自体は面白かったけど、ここから三部作見たいかと言われれば……

今更先日見た「エルフ」の話をするが、あぁいうチャーミングでちょうどいいファミリームービーが作りたいものだ。

11月11日(木)

確かこの日は前日にホラー短編映画(「令和四谷怪談」)の音楽を選定してて、そのまま寝たんですね。

そしたらクソ怖い夢を見ました。ブギーマン的な何かに追われてる夢で、夢の中ですが、僕は人としてあるまじき行為もしました。そうじゃないと助からないからです。覚えてるのは家に火をつけたことだけですけど。

それで僕は聖職者みたいな職業でみんなの前で、何事もなかったかのように話していました。

これが不思議なんですが、映画のような夢でカメラ視点からになってたんです。多分これで夢だと気づきましたが。

それで僕が横を向いて演説をしていて、背後に空間があるんですね。カメラアングルは若干斜めってます。

それで僕が何事もなかったかのように演説してる正面のショットが入った後に、また前のカットと同ポジに戻ります。

そしたらさっき何もなかった空間にそのブギーマン的なやつが遠くに立ってるんですね

それを僕も気づいて「あっ殺されるわ……」と思って多分殺されたところで起きました。

11月12日(金)

この日は映画館でファイトクラブを見た。記憶が曖昧になってるけど、多分ファイトクラブを劇場で見たのは初なはず(名画座とかで見てなければ)

劇場で見るのにも意味があって、ラストにタイラー・ダーデンが自分の性器のフィルムをサブリミナル的に入れるんですけど、それは映画館の映写室にいるってことなんですよ(by町山さん)

興奮しませんか!?帰り道はPixesを聞いて帰りました。

他に見たもの:「この首一万石」「反逆児」

11月13日(土)

朝から文芸坐で伊藤大輔の「忠次旅日記」「御誂次郎吉格子」を活動弁士付きの上映で見た。劇場はほぼ満員で、ドリンクバーが今日も無料サービス。ひとまず一通り飲んだ。

活弁付きで見るのは多分初めてで、ライブ感がすごいなぁと。当時は人気の活弁士もいたということが『カツベン!』でも描かれていたけど、確かに活弁士によって体験が変わってきそう。ちなみに「忠次旅日記」は澤登翠さん、「御誂次郎吉格子」は坂本頼光さんだった。上映順もこの順番だったけれど、坂本さんが澤登さんは噺家で言うなら「談志や小三治の後にやるようなもんだ」と言っていた。

そして今気づいたが、「カツベン!」で成田凌がタンスの引き戸をあれこれして、隣の部屋の人に当たったりするというギャグがあったけど、それは「忠次旅日記」(の方だった確か)のふすまから密かに殺そうとして、身をかがめた時に交わすというシーンのオマージュだと気づいた

見終わった後、スタバに行った。スタバの当たりレシートを満を持して持っていく。これがあればトールサイズなら何でも無料でくれる。なので家系のラーメンの値段ぐらいする一番高いクリスマスっぽいなんとかフラペチーノを頼んだ。更にトッピングもサービスしてますと店員の方が言ってくれた。でもトッピングはよくわからいので、店員の人が提案してくれたやつを全部分かったような口調で「じゃあそれで」と言ってチョコチップとかをかけてもらう。

紙製?のストローを刺してもらって(良いことだ)飲む。だがここで問題が発生する。クリームが上にあるわけですよ。これをどうやって食べるのか?

スプーンを探しにうろうろするが、スプーンが置いていない。

とりあえず液体が無くなるまで吸う。だが後半はやはりクリームやチョコチップが残ってしまう。

もう一度店内をうろつくが、いけそうなのは木製のマドラーしかない。でもマドラーでクリームをすくうのも何だか、卑しいので(店内は満員だし対面に人もいる)もう一度何事もなかったかのように戻る。

もしかしてストローがかき氷みたいに先がスプーンになっているのかと思ったが、そんなことはなかった。

隣の人がクリームが乗ったドリンクを持ってきたので、どうやって食べてるのか観察するが最後まで吸って終わりだった。

僕も吸える限り吸うが、クリームを掃除機のように狙って吸うのも、「ズゴゴゴゴ……」という音を立てるのも、これまた卑しいので一旦放置。でもクリームは残っているし、どう考えても固形のチョコチップは残ってしまう。

このまま捨てるにはもったいない量(この発想)が残っているので、仕方なくそのカップを手に店を出た。

ちなみに百貨店の中にあるスタバなので、持っててもおかしくない。適当にトイレに入る。

個室に入る。カップの蓋をあける。人差し指でぐるんとクリームを掬い上げた。

それが最強に卑しいじゃないか!まさに低み!だと思ったが、これが信じられないほどうまい。

更に大きな目で見ると世界にとっては良いことをしていると思うんですね。なので良かったんだと思います。

夜はスタンプ3倍デーなので家系に行った。後輩にスタバのクリームどうやって食べんの?と聞いたら、「混ぜる」と言われた。

その発想は全くなかった。

11月14日(日)

2がんばりまなかん。

今日は片付けの仕方が分かった。kindleを見てたら片付けのエッセイ漫画が出てきて検索したらHPで少し見られるようになっていた。僕自身片付けが苦手という意識はないが、部屋は散らかっている方だと思う。

でもそれはモノが多いからで当たり前だけど「モノ<収納」になれば片付く量だと思っているし、こんまり方式で言えば部屋にはときめくものしか置いてない。

それでも部屋を片付けるときは、基本的に整頓をしているだけで、整理はできてない(場所がないから)

本を上に積むとか出したものを元の場所に戻すぐらい

ただこの片付けの「原則」を知れば、本当に片付けることができた。ゴミも結構出た。本当に片付けられるので、ちょっと大変でもある。ある程度まとまった時間がないと(少なくとも1時間とか)できない方法である。

それでは、これを読んでいる物好きな方に片付けの原則を教えよう。

それは「出す」→「分別」→「戻す」

ただこれだけである。ちなみに片付けの本には表現は違えど、基本的に書かれてることだそう。

まず最初の「出す」これが一番肝かもしれない

まず収納場所のものを全部「出す」んです。片付けできないとか収納がないとか言ってる人は(↑)その収納が死に場所になってるかもしんないってことです。

本棚が一番わかりやすいと思いますので、本棚で言うとまず本棚の本を全部出します。

それで「分別」。いる本といらない本に分けます。全部いるだろと思ってても全部出すのが大事です。

そしてそれを空になった場所に「戻す」

基本的にはこれと同じことを他の場所でも行います。本当は本や漫画なら部屋にある分は場所が違っても全部出した方がいいそうです。まず分量がどれぐらいあるのかを把握するのです。

ブルームバーグも「測れないものは管理できない」と言っていました。

これやってみてください。細かいテクみたいなのもありましたけど、基本は全部これです。原則です。「あぁ片付けたな」という感じを味わえます。

あとはzoomで面談をしたり、本を読んだり、映画を見たり、テレビを見たりした。USJの業績をV字回復させた森岡さんって人が林先生の番組に出ててやっぱりすごいなぁと思った。「西武園ゆうえんち」も森岡さんだと知った。

今日見たもの「ソードアートオンラインの映画」「レッドノーティス」

11月15日(月)

この日は六本木に行きました。まず国立新美術館で『庵野秀明展』を見ました。SNSに書いてないこと以外だと、やはり第1章の「原点、或いは呪縛」(タイトルも面白い)がオタクたちが集まってカオス状態なのが面白かった。大学生ぐらいの若いオタクは「知らねーなぁ」と首をかしげながら見て回って、もう腰が曲がってるようなおじいちゃんのオタクはずっとブツブツ何かを言ってました。それに加えてみんなカメラ小僧。なかなか美術展であそこまで一眼のカメラを持ってきてる光景って珍しいと思う。最近はスマホもあるし。

あっ興味ある人は平日がもちろんおすすめです。月曜の朝一で結構混んでました。

その次は非常勤先の先生(出品者)から招待券をもらっていたので『日展』にも行く。こちらも混んでる。

あんまり美術の素養がないので、素人意見だと思いますが、洋画は8割ぐらいがポートレート的な題材と言っていいでしょう。それに比べると日本画の方が書いている題材にはバリエーションがある。洋画でももっと他の題材書けばいいのに、とも思うが元々肖像画を描くという文化があったからそういうものが多いのかな?よくわからん。それぐらいポートレートが多いと思った。

大学の時の教授の作品もあって、それを探すのも面白かった。

そしてその後、映画まで時間が空いていたので『サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史』に行った。森美術館の上でやってんだけど、ちょうど鬼滅の刃の原画展もしてて、そっちは平日なのに激コミでした。

サンリオ展はすぐ入れるんだけど、いちいち関所みたいなところで「鬼滅の原画展に来た奴が並ばずにここまで来やがった」みたいな顔をされて面白かった。

サンリオ展の入り口でも「鬼滅の刃原画展はあちらです」と案内されました。まぁ男1人じゃ来ない展示なんでしょうね。

ちなみに僕はサンリオのめっちゃファンだから行ったわけじゃないです。好きなキャラとかはいますけど、全然詳しくないし。

どっちかっていうと「ニッポンのカワイイ文化60年史」というサブタイトルに惹かれた感じです。

ちょうど時間も空いてたし「まぁハロメンも行ってたし行ってみるか」ぐらいな感じでした。

そしたら……なんということでしょう!!!!!!!

本当に素晴らしくて!!これは日本でデザインをやってる人や興味ある人は絶対行った方がいいです。

何故なら日本のデザインの強みとして、やっぱり「カワイイ」ってのはあると思います。

それをずっとやってきたのがサンリオなんだってことがわかります。しかもそれを子供にも分かるような文章で解説され、圧倒的にカワイイデザインセンスで見せてくれます。

更には「いちご新聞」っていうサンリオの機関紙みたいなのがあるんですが、(僕はいちご新聞も知らなかったぐらいの知識です)

これがめちゃくちゃ面白くて!この辺まで来ると、実は日本の女の子カルチャー60年史(サンリオ史観)のようにもなってきてすごく面白いんです。

またキャラクターの設定やデザイナーの方のインタビュー記事は「アニメージュとジブリ展」のような熱量です。

詳しくは別でブログ記事を書きたいと思います。図版なんて滅多に買わないんですが、即買いました。

その後「ソードアートオンライン」の映画を見て、笠原桃奈さんがアンジュルムを卒業していった……そんな1日でした。

11月16日(火)

この日は労働をして、その後読書をして、買い物をしたところまでは覚えてるんですが……。

本は『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』を読みました。9本の「怖い映画」が取り上げられていて、内容も情報量も見応え抜群なんですが、すぐに読めます。ポランスキーの『テナント』の解説が一番読んでいてドキドキしながら夢中になりました。

そして帰って映画を見てる途中で寝落ちしてしまいました。寝落ちはダメです。睡眠がコントロールできてないからです。夜眠くなるのがもっぱらの課題ですが、これ5年以上課題だと思う……

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